AMP
2014年12月13日
現在の様に色々な種類のアンプやエフェクターが出てくると、これからアンプを買うとか2台目を選ぶ際にどんなものが自分に向いているのか、必要なのかが、判りづらい状況にあると思います。
メーカーや種類の事ではなく、もっと基本的な事です。
ギターアンプにはギターの入力をする部分から、プリアンプ部、パワーアンプ部、スピーカー部にだいたい分かれています。
マーシャル等はスピーカーは別パーツと云うモノも多いです。
続きを読む
2013年12月16日
今回は特別編としてギターアンプを紹介します。
Fender USA Cyber-Twin です。
エレキギターは見た目、演奏者の気持ち等を聴いていると、とにかくギターが大事なんだ!!と、云う印象にとらわれがちですが、実際には7~8割程度はアンプに依るものだと自分は思います。
それ以前にエレキギターと云う仕組みは、ギターコントローラー+アンプによって成り立っており、この仕組みによって初めてひとつの楽器が構成されるものですから、どちらかだけでは基本成り立たないと云ってイイでしょう。
最近のエレキギターは5万程度でも、それなりにしっかり作られていますから、実際にはアンプに購入費用の半分を当てる位が良いと思います。
ギターは基本的にレスポール氏がアイディアを出した時や、レオフェンダーが生産を開始してから然程変わりがなく、現在でも細かい部分は変わったものの、基本は何も変わっていません。
既にその時点で完成していたという事です。
Cyber-Twinはモデリングアンプと云う種類のアンプで、今までの名作と云われるアンプのサウンドを再現できると云う特徴があります。
まあ、再現度がどの程度であるかは別として、便利なアンプの代表格だと思います。
更にアンプは真空管を使っている事が重要で、音のドライブ感やイキイキとしたテンションは真空管を使用しないと出ないんですね。
日本では人気ありません。
そこもイイですねえ、ひとと同じものなんか冗談じゃあありません。
それにしても肝心な所で日本人は見る目無いですね。
と云うか、こうした事を趣味としている方々が有名ミュージシャンと同じものさえ持てばイイのだ的な、短絡的で金さえ在れば買える! と、云った短絡的な傾向に有るのでしょうかね。
古いアンプはちゃんと動かすには調整やメンテナンスがとても掛かりますし、それなりのボリュームにすることや長時間使用して初めてドライブ感が増したりしますので、自分にはちゃんと鳴らすことができません。
自分がギターを始めた頃はあまりいいアンプが無くて、ストラトのリアマイク等は詰まったしょぼい音にしかならなかったのでエフェクター等を使って何とかしていたのですが、現在はそこそこの音が出るアンプが安く買えますので、良い時代になったと思います。
もしも、あなたが2台目のアンプを購入する事があるのなら、真空管を使ったアンプをお勧めします。
音の立ち上がりと反応が違います。
上手くなりたいと思うのであれば更にです。
良いアンプがないと、あなたの耳とタッチは手に入れる事はほぼ不可能かもしれません。
それだけの違いがありますし、その違いが判らないのであれば、こういう事にお金を掛けないほうが良い気がしますね。