2013年12月21日
trissi labo bass
第20弾は trissi labo bass です。
昔アーム付きのベースを探してオークションで購入したのですが、メーカーの情報も素性も全く不明です。
完成度が高く良い出来なのですが、未だに情報が無い楽器です。
誰か情報が在れば欲しいですね。
扱いやすくしっかりしたイイベースだと思います。
アームもブースト掛けた音でプレイするのなら、サスティンのある音で使う事ができますし、通常の状態にもすぐに戻せます、制作者側の意図がハッキリして居る事は重要です。
何の為に作るのか、それがオリジナルなモノを作る時に一番重要な事ですからね。
検索しても正体は判りません。
何と云っても特徴はトレモロユニット何ですが、これもケーラーに似てはいるものの微調整ができるアジャスターが付いている所から違う様です。
現状あまり調整をしていないので、かなり動かすのに力が必要ですし、音程の変化もトレモロというよりビブラート的な印象です。
ネックの先がボディに食い込む形でせり出して、その部分はボディカラーで着色されています。
コレはネックの接合強度を高める為の加工ですね、フェルナンデスのベーもこう云った処理がされているものが多くあります。
ピックアップはパッシブがひとつですが、SWによってイコライジングとブーストが出来るので音の幅は広がります。
リア側のボリュームが2重構造になっており、外枠のダイヤルがイコライジングする音程を決め、内枠のダイヤルでその量を決めます。
フロント側のボリュームがマスターボリュームになりますので、ブーストして歪始めても音量はバカでかくしなくても演奏できます。
切替SWで2つのセッティングの音を切り替えられるので、有効にこの機能を使う事が可能です。
ピックアップに関しても、何処にでもありそうなんですがこんなに台形に盛り上がったピックアップは正体が判りません。
ギターの様にトレモロのバネ用のざくりはありません。
ブリッジの下にバネごとはいいている様です。
そんな狭い箇所に入っているって事は強力なバネが入ってるはずなので調整は結構シビアな予感がします。
ジョイントプレートはありません。
大きめのワッシャーをかまして4点で留めています。
表側のネックはボディ側に食い込む様な設計なので、この4点留で強度は持つようですね。
ネックも握りやすく、ボディは小ぶりで薄く扱いやすいですね。
ストラップをしていても、バイオリンベースの様にヘッドが下がってしまう事もなく、軽く作られているのにバランスは良いです。
ヘッドには「t」の文字が埋め込まれており、アジャストロッドのカバーがあります。
ペグは弦をストレートに保つ様な位置に並べられています。
ヘッドの裏
特に特徴なし
電池はこの中にしまいます。
ケーブルのプラグを挿すことで電源が入るようになっています。