2013年12月08日
Squier Deluxe Series Stratocaster®
第13弾は Squier Deluxe Series Stratocaster® です。
ネックはGRASSROOTS / G-SE-48SCのスキャロップの22F仕様のモノに交換しています。
2点留めのブリッジが欲しかったのとスキャロップネックが必要なので2台のギターをひとつにしました。
内容的には3シングルコイルで5点SW、リアピックアップにはトーンの配線はされていません。
極めてスタンダードなストラトでピックアップも最近のパワーが在るタイプではなく、クリーンでシャープなものです。
しかし、ボリューム関連は抵抗感の在るタイプが使われており(グリス入り
)操作感はイマイチですので、いづれ交換します。
実際にはグリス入りの方が長期安定して使用できるボリュームだと云う事は覚えておいてくださいね。
それと、軽く安定して使い易いために Roland GK-2Aを取り付けています。
ギターシンセサイザーのピックアップとコントローラーのユニットです。
ブリッジをフローティングにしておくとアームUPの際に弦高が下がる為にシンセのピックアップに干渉する場合があります。
その為に若干感度を犠牲にして弦との距離を保つ様にしています。
ボディはバスウッド、最近はアガチス材も増えている様です。
トレモロブロックはストロークが取れる薄い物が使われています。
は、しかしダイキャスト製で鉄製のものと比べると、ちょっと違ったニュアンスです。
一番の問題はアームのネジが切れ易くなるという事と、アーム内のスプリングとの兼ね合いで強度の関係上アームの位置が決まりづらい事が問題です。 実際に強度の劣る部品を採用するのは困りものです。
せっかく2点支持のトレモロなのに惜しい・・・ブロックを薄くするところまでやっているから、更に惜しい・・・
ネックはグラスルーツなので、そっちのシリアルとMADE IN KOREAのシールが貼ってあります。
前から見るとこんな感じです。
指板はスキャロップ加工されており、工場加工なので、バラつきがなくしっかりしている様です。
ネックを業者に出しても、加工が悪かったりしますし、自分でやるには時間も大変なので、このネックのギターを買った方が安くて便利です。
シェイプも細めで握りやすく、ナット幅等はオリジナルのフェンダーサイズですので、扱いやすいです。
問題は、使わない組み合わせのもう1台のギターが出来上がる事ですね。