2013年12月07日
Fender Japan ST-314-55
第11弾は Fender Japan ST-314-55 です。
ミディアムスケールのストラトで通常のモノより弦長が短く、ギブソンと同じスケールになります。
その上にスキャロップ加工されたネックを持っていましたので、ミディアムスケールのストラトには少し興味はあったのですがストラトはスキャロップでないと弾けないので、この珍しい仕様の為に手に入れました。
初期のストラトのイメージでスキャロップ仕様と云うカスタマイズされたストラトですが、サウンドはクリーンでピックアップのパワーは抑え目です。
しかし、ボディが軽いせいか歪ませていくとかなり太いサウンドになっていきます。(この意味判りますかね)
弾き易いんですが、これに慣れると通常のサイズが弾きづらくなるので少し困りものです。
スキャロップは後加工なんでしょうね。
塗装や仕上げがプロの仕事です。
せっかくここまで仕上げたのに手放してしまう人が居るんですね、スキャロップが合わなかったのかなあ?
57年頃の初期のストラトをモデルにしており、ピックガードは1プライの薄いタイプです。
トレモロブロックは分厚いダイキャストでアームのストロークは狭くなっています。
スキャロップの状態もサイドから見ると良くわかります。
メイプル指板は好みではありませんが、スキャロップの場合は指は弦にしか触れませんので演奏には影響はありません。
右はアメスタのストラトですが、並べて見るとアメスタとの大きさの違いが判ります。
ボディサイズは同じで、弦長を短くしています。
スパゲッティロゴはST-314では珍しい様ですが、初期タイプのストラトを意識している為にロゴもスパロゴにしていると思います。
ミディアムスケールと騒ぎますが、実際にはカポを1フレットに装着して、1音チューニングを下げた状態なわけです。
ですから、それ程の腕がない限りその差によって大きくプレイヤビリティが 変わるわけ無いのです。
それに、スキャロップにしてもそうです。
まあ、面白いことにかなり地味で古いタイプのこのデザインのギターに、その両方が含まれているので、ちょっと面白いですよ。
コメント一覧
in my view its genuinely amazing designed for me.
21フレットでストリングガイド1基、ダイキャストトレモロブロックはST-57Mですね。
314は22フレット、ストリングガイド2基、ENDROXトレモロで、ポールピースはスタガードしていません。
ピックガードを開けてみてください。SSSのはずです。
バブル期、日曜深夜のラジオ番組で
盛んにPRされていましたね。
Dr.シーゲル(成毛滋)のギター講座で
毎週抽選で1名様とか。ST314-55 懐かしい。
2021.07.01