御意見等在れば、お願い致します。

2013年11月25日

GRECO GOⅡ750

第2弾は、GRECO GOⅡ750です。


1979年頃のGRECOのオリジナルギター

シングルコイル3発で、アーム付き、そして、何といっても大きな特徴はスルーネック構造で

ネックの材料がボディエンドまで真っ直ぐに繋がっており、ボディはそれに貼り付けるようにして作られています。


少し前に流行った、アレンビックの構造を使い、国内ではなかなか育たないオリジナルギターに大きな一石を投じた製品だと云えるでしょう。


やはり、一番の特徴は木材の加工技術の美しさと云う事でしょうね。


DSC_0891


サウンドの特徴はやはりピックアップにあり、ストラト等よりもサイズが大きくパワーもあるのに硬く高音域が良く出るマイクです。

ネックの構造によってサスティンが伸びそうな気がしたものでしたが、デタッチャブルタイプのものやセットネックのモノとの違いは感じられません。


TSヴィブラートと云われるアームが付いていますが、ストラトなどと比べるとアップダウンの効き幅が少なく、ボリュームの位置に少々被る為、本当にヴィブラート用と云う事だと思われます。

しかし、チューニングの狂いも少なくアームの接合部がブリッジのセンター部分に在りますのでバランスが取れています。

しかし、もう少しストロークがあったらなあと思える部分ですね。


相変わらずコピー製品丸出しの楽器ばかりの現在のエレキギター産業ですが、振り返って見直してもらいたいモノだと思います。

実際には非常に生産効率も悪くコストパフォーマンスの悪いものかもしれませんが、そこではなくオリジナルの製品を作ると云うスピリットに意義を感じます。

いつになってもストラト、レスポール、テレキャスのコピーばっかり作っていて恥ずかしくないのでしょうか?

ピックアップもアームもSWも全部在りもので、オリジナルを気取っていても何の意味もなくおかしなシェイプのギターとか、それ作って飯食ってるのが恥ずかしいと思わないのでしょうか?


このギターには、そう思わせるような迫力さえ感じます。



ネックのレスポールの様にヘッドには角度が付いており、材料のサイズを考えると5ピースネックとは云え

かなりの贅沢な使い方と云えるかもしれません。

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コンターも大きくカットされフィット感はかなりイイです。


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TSヴィブラートが完全にフローティングの状態にある事がわかると思います。

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ピックアップはPU-200、チョコレートカラーのピックアップもオリジナルの専用品です。

無理にピックアップの高さ調整を行おうとすると劣化したプラスティックが割れる事がありますので、高さの調整は慎重に・・・


GOⅡ750のセレクターに関しては、大きな3接点SWではフロント・フロント+リア・リアと云うレスポールと同じものが在り、更にミニSWでセンターピックアップをプラスする様になっています。

センターピックアップのボリュームは独立しており、真ん中のボリュームがセンター用になります。

演奏の際センターを足していると、ボリュームを絞ったつもりになってもセンターの音は残ってしまうので注意が必要です。

センターピックアップはストラトの様に並列に配線される為、ハーフトーンなのですが、ストラトの様な枯れた様なサウンドでは無くかなり硬い音になります。

DSC_0871



弦長ミディアムスケールでレスポール同じです

ストラト風ですが基本部分はギブソン近い設計だと云えると思います

21Fのストラトを弾き慣れているので、たまにこれを持つとハイポジションが判らなくなる時がありますが、シェイプもこんな感じなのでバランスも良くレスポールに持ち替えた時の様な左側に寄ってしまう様な事はありません。

後ろから見るとこれだけの大きな材料を贅沢に使っているのにヴィブラート為に穴を開けると云うのは勿体無い様に見えてしまいます

個人的にはアーム付きのギターにしか興味がないので当時の競合機種であるYAMAHASC等と比べた場合等はやはりGO軍配が上がってしまいます

DSC_0859


ミディアムスケールに24フレットの為にピックアップの間隔が狭く少し個々の個性は弱まる感じですが、ストラトの様な切り替えではないので大きな問題とは云えないかもしれません。

DSC_0875


ヘッドにはツキ板が付いている仕上げです。

DSC_0877



そして大きな特徴が、このオリジナルのナットのシステム

樹脂製のナットとブラスナットがくっついてひとつになっています。

ブラスはやはりスルーネックと相まってサスティンを稼ぐ為だと考えられますが、ブラスでナットを作る事は生産上の都合なのか、何の為かはわかりませんが、そうなっていません。

ある意味、0フレットのシステムをより簡略にして、チューニングの狂いの原因となる摩擦を抑える発明品だと云えると思います。

個人的には、このナットの仕組みには感動を覚えました。

DSC_0880


見た目はストラト的ですが、サウンドは全く違います。

かなりハードなサウンドですし、このピックアップは相当イイ物だと思います。 色んなカラーで別売りしてたら欲しいですね。

海外のリプレイスピックアップにも全く引けを取らないモノですね。

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DSC_0883


TSヴィブラートの中身です。

これは初期型のモノで4点留めです、後期は6点留めのモノに変更されていきます。

DSC_0887

DSC_0889

このギターも、現在入手するにはTSヴィブラートのボルトが欠けたり、アームが付属していなかったり、マトモなものは中々手に入らないでしょう。

実際に何本かのギターからの部品を合わせてこの1本になっています。


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p0203
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当時のカタログです。

GOⅡのバリエーションが解ります。

スルーネック・ピックアップ構成・木材材料等で違いがあります。






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