2013年12月
2013年12月09日
第14弾は FERNANDES FSTカスタム? です。
コレは後期のピックアップタイプのサスティナーが付いたモデルでアームにはD・E・T・SYSTEMらしきものも付いています。
問題は電池が切れると鳴らないと言う事ですかね。
サスティナーの付いたギターはオリジナルシェイプ等が多く普通のストラトタイプは殆ど無いようですが、こういったタイプはカタログにも無いので、簡易なカスタムのモノの様です。
ネックは、またしてもGRASSROOTS / G-SE-48SCのスキャロップの22F仕様のモノに交換しています。
こう云ったモノを開発する事は素晴らしい事で、新しい演奏の可能性を広げたことに関してフェルナンデスは評価できますね、しかし、このギターを弾き続けるとサスティナー無しの楽器を使えないので、どうしても弾く機会は少なくなりがちです。
サスティナーを使った事が無いギタリストは一度は試してみる価値はあると思います。
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2013年12月08日
第13弾は Squier Deluxe Series Stratocaster® です。
ネックはGRASSROOTS / G-SE-48SCのスキャロップの22F仕様のモノに交換しています。
2点留めのブリッジが欲しかったのとスキャロップネックが必要なので2台のギターをひとつにしました。
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第12弾は Robin Guitars /Ranger Custom です。
Robin Guitars は、テキサスにあるギターメーカーで2010年に潰れたと云う話もありますが、現在もサイトは生きているようです。
見た目からこのギターをテレキャスターベース型ギターと呼んでいましたが Rangerと云う名前があります。
カスタム感バリバリのこの一本ですが、実際には一切改造はしていません。
荻窪の楽器屋で1990年頃に買った覚えがありますが、店員との話した中では、 Robin Guitarsがフジゲンあたりに生産依頼をしたものの流れで出てきたのじゃないかとか、曖昧な情報以外は無かったと思います。
最近フェンダージャパンから、コレに似たタイプのギターが出てました。
*以下説明文*
「Fender Japanより、フェンダーの伝統を受け継ぎながら、実にユニークな仕様を持った新シリーズ「PAWN SHOP」が登場した。
PAWN SHOPは、フェンダーのR&Dチームが、60年代から70年代にかけてのダイナミックで革新的なフェンダー・デザインをモチーフとし、フェンダーを代表するさまざまなコンポーネント・パーツを大胆に融合させて創り出したシリーズだ。」
PAWN SHOP画像
しかし、 PAWN SHOPはトーンコントロールの部分がロータリーSWになっていたり、バインディングが無かったり、エスカッションで留められるリアピックアップなどを使い、作業の効率を良くするような設計方針が感じられます。
既にこのギターも販売終了ではありますが・・・
実際に使ってみるとリバースヘッドは使いにくいと云う事が、まず先に来てしまいます。しかしテレキャスター寄りのストラトと云うか、中間に位置する存在でありながら、サウンドバリエーションの広がりがあるギターです。
出来れば、フロントとリアのMIXは欲しいところでしたが・・・
フロントでソロを取るプレイヤーなどには向いているかもしれません、リアのハムはなかなか良いのですが、さすがにフロントのパワーには負けてしまいますからね。
2013年12月07日
第11弾は Fender Japan ST-314-55 です。
ミディアムスケールのストラトで通常のモノより弦長が短く、ギブソンと同じスケールになります。
その上にスキャロップ加工されたネックを持っていましたので、ミディアムスケールのストラトには少し興味はあったのですがストラトはスキャロップでないと弾けないので、この珍しい仕様の為に手に入れました。
初期のストラトのイメージでスキャロップ仕様と云うカスタマイズされたストラトですが、サウンドはクリーンでピックアップのパワーは抑え目です。
しかし、ボディが軽いせいか歪ませていくとかなり太いサウンドになっていきます。(この意味判りますかね)
弾き易いんですが、これに慣れると通常のサイズが弾きづらくなるので少し困りものです。
スキャロップは後加工なんでしょうね。
塗装や仕上げがプロの仕事です。
せっかくここまで仕上げたのに手放してしまう人が居るんですね、スキャロップが合わなかったのかなあ?
続きを読む2013年12月05日
第10弾は YAMAKI 180 です。
YAMAKIのギターって知ってますか?
とっくにつぶれてしまったのですが、なかなか良い物がある様です。
私も購入するまで、気にしてなかったのですが・・・・
このギターは180と言うモデルで他の表記は一切ありません。このギターはNET上でも見たことがありま
せん。
マーチンのD-28をイメージしつつネックのポジションマークをちょいと奢ったデザインになってます。
特徴はハイフレットの下のブロック! このブロックのおかげでネックとボディの歪みを抑え、狂いの少ない楽器です。
発売時期は1975年前後でしょう? YAMAKIがカタログを出す頃には既にナンバーのみの型番は無くなっていますので、それ以前という事でしょう。
180と言うのは、8万円のモデルと言うことらしいです。
私が購入したきっかけは、その頃クルマで会社に通っていたのですが、新目白通りと中野通り?の交差点の古道具屋を覗いた時、幾つかのガラクタまぎれてこいつがありました。 ボディにはシールがベタベタ貼られて、ストラップピンをなぜかボディーサイドに付けようとして失敗したらしく(それも2つ)穴があい
ており、弦はボロボロで埃まみれ・・・・・
手に取るのもためらわれる状態でした。
弦がひどいのでネックの状態も良く判りませんでしたが、¥5000-なら買うと言う一言に商談成立!!!
アコギだと言うのに、ピカールでゴリゴリ磨きました。
しかし、新しい弦を張ると・・・・・何とビックリ!!!
鳴る!!
しかも、ベラボーに弾き易い!!!!!
YAMAKI恐るべし!
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2013年12月04日
第9弾は GRECO PE-520 レスポールプロフェッショナルモデル です。
ギブソンの本物とはだいぶ違い、ボディはフォローボディでデタッチャブルネック、出力はハイインピーダンスです。
この頃のヘンテコなコピー品は却って個性があって魅力がありますね。
とは云いながら、この頃のグレコは成毛滋のアドバイスでコストパフォーマンスと日本人に合った使い易いギターを目指していた頃なので、単なる安く適当に作っているモノではありません。
しかし、LOインピーダンスでスタジオのコンソールに直接繋ぐ様な仕様のギターは販売しても誰も使えないでしょう。
実際にギブソンでは外部のインピーダンス変換BOXをセットにしている物も多くあります。
それがこの後のインピーダンス切替可能なレスポールレコーディングに変わっていくのですが。
ソリッドギターではないので、もともとサウンドは比べようが無く、出力もハイインピーダンスなので、ローインピーダンスのオリジナルと比べるすべはないのですが・・・・
しかし、ホローボディの割には通常のレスポールくらいの重さはありますので、そこは不思議なところです。
レコーディングと比較した場合、高音が抜けなくて締まりの無い印象です。
リアマイクはイマイチなので、フロントで比較した場合ですけど。
謎を解明するために弦を張り替えて弾いてますが、あんまり楽しくないですね、自分にとっては・・・
それにしても、よくこれをラインナップにしたよね。
カタログ的にはPE-520とPE-480の2種が在りますが、コレは単なる値上げの様で、同じ製品だと思われます。
しかし、何本作られたのかなあ?
もしかすると、それほど売れそうもないのにFranptonもレコーディングを作っていたのは、マクソンのマイクが余ってしまったからなのかもしれないと云う仮説を残して・・・
2013年12月02日
第8弾は TOKAI TE-55N? テレキャスターモデル(改)です。
と云うか、実際にはこれだけ改造すると元のモデルがもう判りません。
ネックはかなり荒いスキャロップ加工・ピックガードは外され、ブリッジプレートは専用にプラスチックで作られてトレモロアームが付けられています。
それも、シンクロタイプですからボディの裏にはバネ用のザクリがストラトと同じサイズで空いています。
テレキャスと云いつつも、実際にはレスポールを使いたいけど、重いしアームがないからなあなんて時にピッタリなんですよね。
ロイブキャナンやダニーガットンは目指せませんし・・・
それに この個体はかなり太い音を持っていますので、歪ませても音ヤセしない使える奴です。
フロントとリアのピックアップの個性がかなり違うので、幅広い使い方ができますし、ボリュームを絞ってもクリーンサウウドが続きますのでコントロールし易いと思いますね。
レスポールはフロントとリアのキャラクターが、それ程大きな差がありませんので、使い勝手は良いかもしれませんね。
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